ここ数年で変わってしまった僕について
タイトル通り、そんなことを書こうと思います。
関係無いですけど、今回みたくタイトルが先に決まるのって僕の場合は結構珍しいんですよね。では本編。
数年前、僕は一言で言って厭世主義者でした。基本的にはネガティブ。人とは関わりたくない。お願いだから放っておいてくれ。そんな人です。幼い頃はそうでもなかったんですけどね。いつのまにか拗らせて、そんな風になっていました。そんなに嫌ではなかったです。比較的生きずらいやり方だったとは思いますが、それでも自分の思うことから目を逸らしながら生きるよりはずっと楽でした。悲観的ではあっても、自分自身に対しては何より正直でいられたんですよね。それが僕自身への救いになってました。
それが今では、だいぶオープンになりました。
「成長した」と言えばそうなんでしょうね。拗らせ具合で言ったらあの頃よりかなり素直になったと思います。良くも悪くも、前より客観的になったんでしょうか。何にせよ、誰かと普通に仲良くする僕を見たらあの頃の僕は今の僕を冷めた目で見るでしょうね。いろんな意味で丸くなったなと思います。尖りに尖っていた僕自身は時間の経過の中でいろんな過度を落とし、まぁるくなった。それは少なからず僕の毎日を生きやすくしてきました。でも同時にあの時内に秘めていた僕の鋭さは失われてしまったなと思うのです。悪く言ってしまえば腑抜けました。今の僕は目の前の出来事を煙に巻いて避けるだけ。その鋭利さをもってして切り込みを入れることはなくなりました。もとい、できなくなりました。まあ、何でもかんでも切り込まざるをえないよりは格段に良いのですが、何と言ったらいいんですかね。
面白くねぇ人間に成り下がったなと。思うのです。
失われた鋭さはどうすれば取り戻されるのでしょうか。それは取り戻されるべきなのでしょうか。どうということはない、ただのないものねだりだったりするんでしょうか。