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やぎ座のヒトリゴト

僕の思ったことを書いていきます。雑記ブログです。

僕は今年も音楽フェスに参戦できない

さて、今日も書くですよん。

 

季節は8月も上旬が過ぎようとしています。この季節は全国的に音楽フェス絶頂期。先週末からロッキンジャパンが始まり、サマーソニックの開催も近づいてきました。そうじゃなくっても毎週末、日本のどっかしらでフェスが開かれているような状態です。チケットの価格は1~2万円とハードルは高いけれど、それで自分の好きなアーティストが沢山見れるのならこんなにコスパの良い話もないでしょう。量産型だなんだと言われようと自分の今一番好きなアーティストを生で、なるべく近くで見ておきたい!

なんてことは僕は思わず、今日もエアコンの効いた部屋でお茶漬けを食べています。「邦楽ロックを聞く」と「フェスに参戦する」が二アリーイコールで結ばれるこの御時世で、生で見るアーティストにそこまで執着が無い人間がここに1人。まだ生ライブの良さに気付けてないだけなんですかね?でも、大きなフェスに出掛けていって有名バンドの曲に乗せて同じ振り付けをしてる観客を見て「この人達と同じになりたくない」と思ったのは僕だけじゃないと信じたい。ファンを量産型と呼んで卑下するわけじゃなく、単純に「みんなと一緒」に踊りながら混ざっていく自分に納得できなかった捻くれたプライドを持つ人が他にもいてほしい。

僕はライブは好きだ。CDにすると再生環境上どうしても削がれてしまう音はあるし、ハイレゾなんてモノも結局は耳に流し込む音でしかない。でっかいアンプを大音量で鳴らした時に出る濁流みたいな音が揺らすのは鼓膜だけじゃない。身体全体を、突き抜けるように揺らすのだ。それの心地良さに身を任せるのが、僕にとってはほとんどライブの醍醐味だし、CD音源には乗らないプレイヤーのその時の心情や勢いがニュアンスとしてそのまま受け取れるのも良さだと思う。

つまり、僕は踊りたくはないし手も振りたいわけじゃないのです。良い曲を気持ち良く聴きたいだけ。そのために人ごみに押しつぶされるようなことまでできないってだけなんだろうなって思います。

って気持ちも実は半分くらいがイイワケで、ちょっと探せば僕でも楽しい感じに聴けるような音楽フェスもきっとあるとは思うんですけどね。そこまでがんばれないのが僕の悪いところだったりするのかなと思ったり。