やぎ座のヒトリゴト

僕の思ったことを書いていきます。雑記ブログです。

パーマの匂いと僕が20代になった話

皆さんは思い出の匂いとかってありますか?

しばらく前に僕はパーマをあてたのですが、人によっては苦手な人も多いであろう、あの美容室特有の薬の匂いはどうやら僕にとって思い入れのあるモノになっていたみたいです。

僕がパーマを初めてあてたのは10代の終わり頃でした。校則の厳しかった高校を卒業して、ずっと伸ばしたいと思っていた髪がやっと視界を遮って鬱陶しくなってきた時「パーマとかあてたら似合いそう」という意見をそのまま受け入れて試しにあててみたのです。別に、何かが変わったというわけではありませんでした。相変わらず彼女はできないし、日々は切羽詰ったまま。でも、目まぐるしい毎日の中で少しずつ垢抜けて、だんだんと大人になっていく僕が、鏡越しに見えたのでした。10代は変化の季節ですが、一番の変化は10代から20代に移る時に起こるのかなと思ったり。

今じゃこのくるっとした髪型の自分も見慣れたモノになりました。あてたのは久々でしたが、そこまで違和感もありません。でも、今よりかなり逼迫していた当時に嗅いだ強烈な匂いは、あの頃の感情を確かに強く思い出させるのでした。当時の僕は今よりずっとストイックで切実だった。今はあの頃よりずっとソツナクこなせるようになったけど、でも当時の自分に胸を張れるかというと、そうでもないな。

もっと張り詰めて、切り詰めて、鋭く尖ってもいいんじゃないか?鼻を突き刺す鋭い匂いは僕にそんなことを思わせます。