/* 以下google広告 */

やぎ座のヒトリゴト

僕の思ったことを書いていきます。雑記ブログです。

欲しい本が売ってなかったのでアマゾンで買った

こうして本屋が減っていくんだなぁと感じました。

たった一冊。単行本の本が欲しいなと思ったのです。それは今は手元に無い、だけれどそれなりに有名な本でした。ふともう一度読みたくなったので、街の本屋に探しに行ったところ売っていません。ありそうなコーナーの本棚を2,3度回ったのですがどうやら無さそうです。本屋の在庫というのもなかなか変動が激しいようで、並んでいるのは最近流行っていそうなタイトルのものばかりです。だんだんと探すこと自体がじれったくなってきて、見切りをつけて帰ることにしました。部屋でアマゾンから注文しました。送料は無料です。

なんだか、こうやって本屋が潰れていくんだなぁという事実を、肌で感じて悲しくなりました。僕も読みたい本を探す手間を面倒臭がる人種になってしまっていたようです。今まで(本屋が)無くなる無くなると言われているのを聞いてはいましたがコレはちょっと絶望的ですよ。どんなに時代が移ろっても絶滅するなんてことは多分無いと思われますけど、何というか、本屋という媒体がインターネットに敗北している現状をマジマジと見せつけられた気分です。お前それでいいのかよって、もっとがんばれよって。ネット媒体でモノを売ってる僕がそんなこと言うのもふざけた話ですけどね(--;)

何も、昔に戻ってほしいとか、そういう感情を抱いているわけではないんですけどね。昔だって売ってない本は売ってなかったし、大通りに建つ大型書店は町の本屋さんを潰していました。きっと今だってそういう大きな流れの中のひとときなんだろうなぁと思います。ただこう、使い勝手の良いツールに甘んじて堪え性が無くなってしまった自分が情けない。本屋に足を運ぶことを無駄足だったと感じてしまった自分を認めたくない。

便利な世の中に身を置きながらも、だからこそ手間や不便さを愛せる人間で、僕はいたいと願っていたのに。

 

※追記(2018/05/23)

この本を買いました。

 

(最終更新:2018/05/23)