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やぎ座のヒトリゴト

僕の思ったことを書いていきます。雑記ブログです。

背伸びして買った革財布がだんだん古びてきた

当時の僕にとって財布に1万円なんて金額を払うのはずいぶんな気がしました。

身の丈に合わない。そんなことを思いながらも「革の色が変わる頃にはこの財布が似合っている自分になろう」と今の財布を手にとりました。あれから4年くらい経ったんでしょうか。買ったばっかりのランドセルのようにピカピカだった僕の革財布はずいぶんと古びた風合いになっています。中のヌメ革がすっかり変色して、古めかしさに拍車をかけます。最初はきつ過ぎてなかなかカードが入らなかったポケットも、伸びきって楽に出し入れできるようになりました。本当、すっかり馴染んじゃって。

あの時は「5年くらいは使ってやろう」と意気込んでましたが、4年でも結構くたびれちゃうものなんですね。その辺は革製品といっても1万円クオリティなんでしょうか?それとも僕の手入れがなってなかったのか。傷が増えた財布の外側を見ながら「そろそろ買い替え時かも」なんて考えます。僕はこの財布が似合うような人間になったんでしょうか?歳は重ねましたがその辺はまだまだ自信が湧きませんね。あの頃と状況はもちろん中身もずいぶん変わりましたけど、相変わらずみっともなく這いつくばってる感じだし。それでも進んできた道を振り返りながら「良い色になったよな」って思います。わかりやすく何かを成し遂げられたわけでもないんだけど、革財布の色がこんなに変わるくらいにはいろいろやってきたんだな、なんて。長く使っていけるものはこういう時に良いですよね。時間の経過をわかりやすく、良い形で感じることができる。

次に持つ財布はどんな財布なんでしょうか。それを買い替える頃には僕はどんな大人になってるんでしょうか?