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やぎ座のヒトリゴト

僕の思ったことを書いていきます。雑記ブログです。

Martinのギターを買ったので、経緯とその後の報告

ついにこの回が来ましたね。今回は僕の新しいギターの紹介です。

Martin OOOX1AE

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エレアコタイプですね。アコースティックギターにおいてギブソンと並ぶトップブランドであるところのマーチンの廉価版モデル「Xシリーズ」の1本になります。このギターを買うに至った経緯と感想を書いていこうと思います。

選んだポイント

「新しいアコギが欲しい」と思うようになってから、半年以上探していましたが、探す上でのポイントはほとんど2つか3つくらいでした。

まず「弾きやすいギターであること」これは絶対でした。ギターを買い換えようと思ったきっかけに「アコースティックでもテクニカルなことをやり始めた」というのがあって、今までのギターでもなんとか弾けないことはなかったのですが、やっぱりどうしても弾いててストレスを感じるようになってきたのです。なので、難しいフレーズもストレスフリーに弾けるギターが前提でした。

次は「抱えやすいギターであること」これは弾きやすさに比べてそこまで重要ではなかったと思います。今まで使っていたギターは多少大柄なタイプで、長時間弾いていると身体が疲れてくるんですよね。なので、新しいギターを買うなら小柄で抱え込みやすいギターが良いかななんて思っていたのです。

最後は「塗装がサンバースト」これは妥協しました。というか、途中からだんだんどうでも良くなっていったような気がしています。最初のギターがナチュラルカラーだったので、次はちょっと渋めの色にしたいな、なんて考えてました。

今回は全然コダワリがありませんが、ギターを選ぶうえで「見た目」という要素は僕はけっこう大きな部分を占めると思っています。まず「知識技術関係無く誰にでも良し悪しが伝わる」というのと「ギターは弾くのと同時に愛でるものでもある」というのがあるんですね。自分のギターに愛着を持って使っていくうえで「見た目が良い」というのは下手したら「良い音がする」のと同じくらい大切なんじゃないかと思います。

弾いてみた感想

キレイな音がするし、とても弾きやすいです。こういうのを「粒の揃った音がする」と言うんでしょうか、コードを鳴らした時に弦1本ずつの音がちゃんと聞こえるし、全体でのまとまりも気持ち良いです。そして指で弾いた時の音はさすがですね。廉価版とはいえ、これがマーチンかと思わされます。ボディの形状なのか価格の限界なのか、低音域には少し物足りなさを感じました。ただ、それを補って余りある中、高音域の鳴りの良さがあるなと思いました。

個人的に1番のポイントはネックがとても握りやすかったところです。ほとんどこれで決めたと言ってもいいくらい、試奏した時にぴったり手に馴染んだですよね。この辺は個人差ですから何ともいえませんが、今のギターはネックが握りにくいという人には一度触ってみて欲しいと思います。オススメです。

他のアコギも大体そうですが、弦高はいくらか高めだったので、ブリッジを削って低くなるよう調整しました。こうすることでアコギでも弦が押さえやすくなって、強く弾いた時に弦がフレットに当たってちょっとザラついた音が出るようになります。この音がまた僕の好みなんですね。

そんな感じで、大満足な買い物になりました。

出てきた問題点

大満足だったとはいえ、何も問題が無いわけでもありませんでした。ということで、ここからは欠点というか、マーチンを買うリスクみたいなものを挙げておきます。

マーチンユーザーなら誰しも経験があるんだとか。ある日ふとネックの反りを調整しようとして、六角レンチを挿しこもうとするのですが、どれを挿してもハマりませんでした。曰く、マーチンのギターはトラスロッド(反りを調整するためネックに埋め込まれている鉄芯)が他のギターよりも奥についているため、普通の六角レンチでは届かないんだとか。よって、マーチン用に新しく六角レンチを買うことになりました。ちなみにギター本体には付属しませんでした。これは不親切。まあ六角レンチくらい別にいいんですけどね。

これはひょっとしたら僕だけかもしれませんが、一応書いておきます。ギターを鳴らした時に3弦か4弦の開放弦の音とエレアコの乾電池を入れるフタの部分が共振して、生音に少しノイズが乗ります。原因がわかってしまえば何とでも対策できるのですが、しばらくは「変な音がするけどなんだろう?」と首を傾げながら弾いていました。

マーチンと言うより、エレアコを買うリスクですかね。ボディに穴を空けて違うパーツを取り付けているので、何かとトラブルになりがちです。

とりあえずは、こんなもんですかね。まだ買ってからそこまで時間も経っていないので、また何か出てきたら書き足していこうと思います。

まとめと補足

こんな感じにちらほら問題はあれど、全体としてはとても楽しく気持ちよくギターが弾けています。僕は本当に弾きやすさ重視で選んでいるので、トータルのスペックはそこまで重要視していなかったのですが、「コスパが良い」という意見もいくつか目にしました。購入を考えている人の参考になればと思います。

先日も記事に書いたのですが、ギターは「実際に触ってみないとわからないこと」が選ぶための重要な要素になるので、なるべく店頭に出かけて試奏して選ぶべきだと僕は思います。ですが、それを踏まえた上でいつものこのリンクを貼ります。

サウンドハウス

後から見て気付いたのですが、サウンドハウスでは僕が買ったモデルが破格と言って良いくらいの値段で売られてました。ちょっとショックなくらいです(--;) アコギはエレキギターよりデリケートで、比較的ではありますが個体差も出やすいです。なので、結局店頭で弾いたものを買っていたかもわかりませんが、それでもこの安さはあまりに魅力的です。ご一考ください。

それでは今回はこれにて。

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